2012年6月9日土曜日

犬に食べさせていけないもの


ただの犬飼いです。
手作り食とドライフードを併用しています。
色々なご意見があるかと思いますがウチの場合をご参考まで
私が併用しているのは災害時など、もしもの時に手作り食しか食べれない犬だと困るからです。

犬が、雑食か肉食かというと犬は雑食でしょうね。
野生で言う肉食動物には当てはまりません。
野生では生肉ですが狩った動物の内臓から必要な栄養を取っています。
私たちと暮らしているいわゆるペット(コンパニオンアニマル)は、このような完全肉食 は難しいです。
しかし、野菜や穀類などを消化するに適した腸構造ではありません。
手作りしているからドックフードより、犬への愛情をかけているとは思いませんし、それぞれのご家庭のライフスタイルに応じた選択をされると良いと思います。

手作りでも、ドックフードもドライでもウエットでも、食餌の後に口腔ケア(歯磨き)をすることで、歯周病などを予防することが出来ます。

おやつの与えすぎなどで肥満犬にした飼い主さんには、「愛情のかけ方が違うわ。」と思いますけどね。


ペットの口臭

「食べさせてはいけないもの」、言うまでもなく塩分・糖類の取りすぎはNGです。
嗜好性の良いドックフードには、味の濃い物や油分の多い物、糖類の多い製品があります。
自然派と唱われている製品を味見しても私の臭覚・味覚に耐えれない製品は食べさせていません。
(苦笑)
人も胃腸の強さや体質などで、同じ物を食べても食中りをする人としない人がいます、犬もまたしかりです。
私は、食材は出来るだけ新鮮で野菜類は無農薬の物に気をつけています。
買った野菜類は流水で良く洗う。

>かぼちゃ。人参。ジャガイモ。レタス。キャベツ。のどれかと鶏肉を茹でてドッグフー ドに混ぜて与えております。

特に問題となる食材は無いと思いますよ。
ジャガイモの新芽部分は、ソラニンを含んでいますので注意が必要です。
成鶏か若鶏か、肉部位によって、含まれる栄養成分が変わってきます。

ドッグフードと併用される場合に気を付けなければいけないのは、栄養バランスとカロリー量が問題になるかと・・・。

それぞれの食材に含まれる栄養素については、「江崎グリコ」のHPに栄養成分ナビゲーターがありますので検索してみて下さい。


あなたの猫の発熱を下げるためにどのように

<消化不良を起こしやすい食材など>
消化不良を起こすと、食欲不振や嘔吐下痢になります。
食材に問題はなくても、食べさせ過ぎや栄養バランスが偏っていることもあります。

◆牛乳に含まれている成分のラクトース(乳糖)を分解するラクターゼ(消化酵素)の個体差になりますので与えても大丈夫な子と少量でもダメな子がいます。
ただ、冷蔵庫から出して冷たいままだと、胃腸に負担がかかりますますので温めると良いと思います。
(ウチの子:微温であれば薄めなくても問題ありません。)

◆鶏の骨や焼き鳥の串
鳥の骨は熱を加えることで、食べた時に食道や胃腸を傷つけることになります。
焼き鳥の串などは臭いが 付いているので誤食事故の原因になります。

◆生の動物肉、魚介類
生肉は、特に鳥や豚、トキソプラズマなど寄生虫の問題がありますので注意が必要です。
また、ビタミン破壊物質が多く含まれるので、生卵白やハマグリ、アサリ、フナ、コイなどは生で与えてはいけません。
(ウチの子:エビは素揚げにして食べさせていますが、問題はありません。身より尻尾が 大好きです。)


◆炭水化物、脂肪、タンパク質、ビタミン、ミネラル類
炭水化物や脂肪分(肉の脂身や乳製品)が多いと軟便になりやすいです。
脂溶性ビタミン(A、D、E、K)は体内蓄積されるので過剰摂取は有害になります。
また、カルシウムを与えすぎると、便が白く固くなります。
カルシウムとリンのバランスが悪くなると骨に問題が起きます。
チーズ類は塩分に注意。

<中毒を起こす食材など>
◆タマネギ、ニンニクなどネギのユリ科植物は、「溶血性貧血(ハインツ小体性貧血)」を引き起こします。

タマネギ中毒は「定番質問の回答集」のタマネギ中毒をご覧下さいね。

(ウチの場合:先代犬(17才没)も現犬(5才)にも、ニンニクを少量使用していますが、問題は起こっ� ��いません。)

◆チョコレートやココア、コーヒー、紅茶、パンなどに含まれた、「チョコレート(テオ ブロミン)、カフェイン中毒」を引き起こします。

◆香辛料となる植物
ハーブ類にも注意が必要です。


スイセンやチューリップなどの身近な花やポトスなど観葉植物、樹木ではツツジ類やアセビ(馬酔木)などをペットや家畜が食して中毒をおこしたり死亡するケースもありますので誤食には気を付けてください。
新芽は食することが出来ても、果実に毒成分が含まれている事もあります。

このように、食材だけではなく散歩道などでの除草剤や庭木や観葉植物なども中毒を起こすものまであります。
心配すればきりがありませんが、手作り食の本なども市販されていますのでご参考になるかと思います。



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